── 65,536人の意思を、最小の数で塗り替えろ。
「たった1票で何が変わるの?」 そう思ったことはありませんか?
このゲームは、現代の選挙システムに隠された「レバレッジ(てこ)」の正体を明らかにするシミュレーターです。アメリカ大統領選などでも採用されている「勝者総取り(Winner-Take-All)」方式では、わずかな差で勝った者が、その場所のすべての力を手に入れます。
接戦の場所で投じられた「たった1票」が、村を動かし、郡を動かし、州を動かし……。最終的に、巨大な「国家の意思(最外枠)」の色をひっくり返す。その衝撃の連鎖を、あなたの指先で体験してください。日本の選挙でもその要素はあるので、選挙前に楽しむのも良いかもしれません。
最初は「赤」と「青」の勢力が入り乱れた世界から始まります。65,536人の個人(ドット)の一人ひとりが、それぞれ50%ずつの確率で赤か青に配置された、極めて拮抗した状態です。画面上部を見て、今はどちらの勢力が「国家の意思」を支配しているか確認しましょう。
左下の「個別翻意」ボタンを押すと、AIが計算した「今、最も効率的な急所」にいる1人を寝返らせます。真っ白な十字線が走った交点が、システム全体を動かすための重要なその「キャスティング・ボート」の位置です。
右下の「瞬間翻意」ボタンを押すと、AIが最短ルートで国家を塗り替えるための連続翻意を開始します。一撃ごとに世界を再計算し、無駄な票を1票も使わず、ドミノ倒しのように国家が塗り変わる様子を眺めてください。
右側のボタン(国・州・郡・村・個)を押すと、それぞれの階層での支配状況を視覚化できます。 どの階層においても、相手より「1つでも多くの票」を確保した勢力がその場所の意思を決定します。この「わずかな差」が積み重なり、巨大な国家の答えを形作る構造を確かめてください。(各階層はその下の階層の16要素(4☓4)から構成されています。例:各村は16人、各郡は16村..。)
・「引き分け」:勢力が完全に拮抗した場所は「白」で表示されます。
全体のごくわずかの人数を動かすだけで、国家全体の色が反転します。「全員を説得する必要はない。あなたが変われば、世界は変わる。」この事実は、あなたの1票が持つ重みの証明でもあります。
この盤上で起きた逆転劇は、現実の社会でも起こりうることです。あなたの意思は、あなたが思っているよりもずっと、この世界の行方を左右する力を持っています。